久しぶりに写真の話。
先日の写真って良いなと改めて思った出来事についてです。
人生で初めて、母の小さい頃のアルバムを見ました。
10年前に亡くなった祖父の若い頃も写ってる。
若い時のじいちゃんがビックリするぐらい男前過ぎて釘づけになっちゃったのも程々に、初めて生で見る60年前のリアルな写真に一気に引き込まれてしまいました。
まさにタイムスリップした様な感覚。
この本を読んで、「上手い」写真と「良い」写真は別という事を理解したけど、アルバムに載ってるのは全部『良い』写真です。
たくさん写真があった中で、この写真が僕のお気に入り。
掴まり立ちをする一歳頃の母と、それを優しく見守る祖父。
自分に子供が生まれた今、どんな気持ちで祖父がこの写真を撮ったのか、何となくわかるから大好きな一枚。
そして僕の知らない祖父が見れる一枚です。
おじいちゃんとしての祖父しか知るわけもなく、父親としての祖父は知らない。
僕は両親が共働きで、祖母も僕が小さい頃はまだ働いてたからずっと祖父に面倒を見てもらってたけど、祖父は僕が物心ついた頃には既に脚が悪かったから、一緒に遊び回ったこともない。
タバコ吸って相撲見てるイメージしかないから、こういう家庭的?な一面が見れて嬉しい。
他にもグッとくる写真はいくつもあって、これなんかもそう。
5歳の時の母。
小さい時のこういう表情はその時しか見られないので好きな写真。
写真を撮る時にしたであろう会話も勝手に想像しちゃったりして、自分は生きてなかった時代なのに会話が聞こえてくるような。
写真はその場の空気も、なんて言うけど正にそんな感じです。
忘れていってしまう、なんてことない瞬間を写真に撮る。
家族のスナップ写真。
それをプリントして将来見返すという愛おしい瞬間が、ひとつの写真を撮って残す価値だと思います。
そんなわけで、長くなりましたが新しいカメラを購入しました。
SONYのRX100M6です。
1インチセンサーのコンデジです。
これを選んだ理由はコンパクトかつファインダー付き、24-200mmの高倍率ズームで撮影体験が楽しそうだから。
妻と娘とのちょこっとした外出にも気兼ねなく持っていけるサイズでちょうど良い。
今の所、買って大正解です。
しばらく使ったら、またブログに書きたいと思います。
現行最新のM7ではなく、M6を選んだ理由はM7ほどの高性能なオートフォーカスは必要なかったから。
それ以外の撮れる絵は大きく変わらないとのこと。
必要十分なスペックで、且つちょっと手頃なら古い機種だってありがたく使わせていただきます。
今年の5月に娘が産まれて早5ヶ月。
家族のスナップをたくさん撮って、思い出に残したいと思います。
最近プリンターも買ったので贈り物を残す準備は万端です。