以前インターネットで「私服の制服化」というワードを見かけました。
自分の服の選び方を一言で表すなら、まさにこれだなーという表現。
今回は、僕の理想のスタイルと個人的な私服の制服化の服選びについてです。
Mac DeMarcoと私服の制服化
僕のスタイルの理想はMac DeMarcoです。
靴は決まってVansのオーセンティック、ズボンはジーンズかチノパンに上は大体Tシャツかスウェット。
それだけなのに、かっこいい。
その日、そこにある服を適当に取って着た感。
でも色の組み合わせやサイズ感が絶妙で何か様になる感じ。
服に執着しないカッコよさってあると思います。
僕の私服の制服化
足元は大体Vansのスリッポン、ズボンはチノパンかジーンズ、ワークパンツに、あとは季節に合わせてTシャツ、シャツ、無地スウェット、ニットを。
持つ服のカテゴリーはほとんどこれだけ。
そして、自分が一番ラクで好きなシルエットがあるので、それから少しでも外れるようなデカい服、またはスリムな服は買わない。
「今日はちょっと細身な気分だな」とか、「今日はオーバーサイズな気分だな」とか無い。
いつも大体同じようなシルエットです。
シルエットとかサイズとか、それらの要素をいちいち気にするのが面倒くさいので、現行で気に入ったシルエットのものがあれば、ラクなので基本それをずっと着ます。
“制服化”っていう意味だと、874と白T、無地スウェットだけ、なんていうストイックなスタイルが理想なのかもしれないけど流石にそこまでの境地には達せないので。
そのかわり、ちょっとモノ選びにルールがあります。
Tシャツとスウェット選び
Tシャツやスウェット、キャップは、自分の好きなものをレペゼンする一種のツールだと思ってます。
基本、プリントTは好きなスケート・サーフブランドのTシャツ、好きなお店(服屋に限らずご飯屋さんや雑貨屋さんでも何でも)のオリジナルTシャツ、旅行先で買ったお土産Tシャツ。
あとは古着屋で見つけたアメリカの超ローカルコミュニティのオリジナルTシャツ。
そういう様なメッセージ性が要らない時や、考えるのが面倒臭い時はフツーの無地Tシャツを着ます。
自分の通ってきた経験、カルチャーの中で好きなものを選ぶだけ。
どこかのブランドやセレクトショップのおしゃれデザインのTシャツやスウェットは買わない。
この方がずっと自分らしいなと思う。
スウェットはギルダンのスウェットとチャンピオンのリバースウィーブを気温に合わせて。
まだ少し暖かい時はギルダンのスウェット、寒くなったらリバースウィーブ。
あとはアメリカのウォルマートで買ったヘインズのデカいスウェット。
色はネイビー、ブラック、グレーとアッシュがあればだいたい十分。
変な色を買うのは1シーズンで1色ぐらいまで。
古着のスウェットとかも良いんだけど、シルエットとかサイズとか、その日の服を選ぶときにそれらの要素をいちいち気にするのが面倒くさいので、現行で気に入ったシルエットのものがあれば、ラクなので基本それをずっと着ます。
チノパン、ジーンズ、ワークパンツの選び方
チノパンは主にドッカーズのちょうどいい太さのやつを、ロールアップせずにノークッションで穿けるL30で。
買うのは大体ちょっと太めの同じようなシルエットのものだけで、色もオリーブ、カーキ、ブラック、ネイビーあたりを適当に穿き回すだけ。
何でドッカーズかって、古着で比較的手に入りやすくて、所有欲もそこそこ満たされるから。
90年代のアメリカのドラマを見てたら会話にドッカーズが出てきたので、それだけ広く大衆に浸透していたんだなと思ったら「アメリカの普通の服」であることは疑いようがないと思うので。
ジーンズやワークパンツは、作業着らしく適当なものを穿いています。
色落ちとか細かいことは作業着なので気にしない。穿けば一緒。
この辺は僕が元々スケートとかスノーボードのカルチャーが好きだから、ワークパンツ系は穿き込まれた方が好きなんだと思う。
基本同じようなシルエットのものを色違い、生地違いで穿いてるだけです。
シャツの選び方
シャツは季節やその時々の気分に合わせてオックスフォードシャツを着たり、ネルシャツを着たり、ブロードシャツを着たり。
白シャツって個人的にあまりしっくりこないので無地でもチェックでも基本はブルー系ばかり持っている気がする。
大体どんな色のズボンに合わせても合うし。
夏はシルクやレーヨン、リネンの半袖シャツです。
夏が好きだから、正直にリゾートブランドの夏っぽいシャツを着ます。
見た目的にも暑苦しいのは嫌なので、ギルダンのタンクトップを着て、その上に適当にシャツを着るだけ。
制服化と言いつつ、シャツはちょっと欲張りです。
Tシャツばっかり着てると流石に飽きてきちゃうので。
シャツは現行の定番品ってなかなか難しいので、古着がメインです。
こればかりは探すのが楽しい。
ニットの選び方
ニットは手入れに気を使いたくないので基本コットンニットだけ。
ローゲージだとなんとなくスウェットみたいに着られるし、ハイゲージだとロンTみたいに着られる。
どっちもラクに着られる割に、スウェットより少しだけちゃんとしたい時にちょうどいい。
ノーティカやセントジョンズベイなど、古着で比較的手頃な値段で転がっているアメリカモノをよく買います。
汚れたら洗濯機に突っ込んで乾燥機にかけるだけ。
ちょっと縮むかもしれないけど、着てると伸びてくるのでまた元通りになります。
スウェットみたいなニットとの付き合い方、いいでしょ。
あとは気に入ったアウターと帽子、靴だけ
あとはその時々で気に入ったアウター、帽子、靴を買い足していくだけ。
アウターも基本的に手入れに気を使うものは買わないし、流行ものにも手は出さない。
ヴィンテージとか現行の高い服を着てて気を遣うのはあまり好きじゃないので。
カッコいいなとは思うけど。
ランズエンドのスコールジャケットやコロンビアのバガブージャケット、L.L.Beanのウィンディリッジジャケットみたいな、ガバッと羽織れて、中に何着ても良いようなのが好きです。
自分の生活スタイルにはこれで十分。
靴は基本Vansのスリッポンばかり履いています。
色違いで何足か。
色の組み合わせは違えど、靴とズボンのシルエットが変わらないので楽。
他の靴も持ってるけど、1週間のうち少なくとも5日はVansを履いてます。
大学生の頃からスニーカーを色々買ってきたけど、結局ずっと履き続けるのはVans。
飽きるとか流行り廃りとか、そういう概念のない靴です。
服はほどほどに生活を豊かに
制服化と言うには服の量が多いかもしれないけど、大体同じようなものの色違いばかりなので、あとは適当にクローゼットから選んで着るだけ。
大学生のころから、ベースの好きなものは変わっていないので、その頃から少しずつアップデートを繰り返して、今のスタイルです。
動きやすい服、いつでもどこでも買えて色違いで揃えられる服。
ちょっと力の抜けた服。
多分一生そんな服が好きだと思います。
身につけるものもほどほどに、生活を豊かにするモノ・コトにお金を使いたい次第です。