こんちは、アメリカかぶれです。
最近富士のいろんなレンズを使って比較してみた上で、改めてこのXF35mm F1.4 Rの良いところがわかってきたのでブログにしてみます。
一言で説明すると、富士フイルムの純正レンズの中でもコンパクトさと描写力が最高のバランスのレンズでした。
こんな人におすすめな記事です。
- 富士フイルムのXFレンズでどれを買おうか悩んでいる方
- 35mm帯のレンズでどれを買おうか迷っている方
- 今持ってる35mmの良さを再確認したい方
(以前のレビューはこちらから。)
作例
助けになるかわかりませんが、まずは作例から。
ボディはX-T3です。
(使用しているフィルムシミュレーションとカスタムはこの記事で紹介したものです。)
とにかく持ち歩きたくなるレンズ
最近富士のレンズを色々試した上で思ったのは、やっぱりコンパクトで軽いというのは正義だとうことです。
どこに行くにも”カメラを持ち歩こう”っていう気にさせてくれたり、持って歩くのが苦じゃないっていうのは写真を楽しむ上でかなり重要であると気づきました。
あまり注目されませんがXF35mmF1.4のレンズ単体187gという重量は、富士フイルムXマウントのコンパクトプライムシリーズに引けを取らない軽さです。
実はこれ、XF35mmF2(コンパクトプライム)と17gしか変わんないんです、F1.4の大口径プライムシリーズにも関わらず。
さらに新型のXF33mmF1.4は約2倍の360gありますから、この違いは大きいです。
結構XF35mmF1.4ってその描写にばかり注目が行きがちに思うんですが、この軽さは本当に素晴らしいと思います。
神レンズの名に恥じない描写力
多くの富士ユーザーがXF35mmF1.4の描写力の虜になってますよね。
僕もそのうちの一人で、このレンズの光の捉え方やピント面とふんわりしたボケのコントラストが大好きです。
この一枚の写真なんかはこのレンズの良いところが詰まっている気がして…
ピント面の被写体はしっかりと解像しているし、光のグラデーションも綺麗に捉えてくれたうえで、ふわっとした優しいボケが醸し出す立体感がとっても良く出ています。
朝方や夕方の日が斜めに入る時間っていうのは、特に最高の写りをしてくれます。
コンパクトさと描写力が最高のバランスで噛み合ったレンズ
購入してから旅行やスナップにもこのレンズ一本で行ってます。
何度も言いますがコンパクトなので持ち出しやすく、そして神レンズと言われる描写力。
これ一本持っていけばとりあえず大丈夫かなと思わせてくれる、そんなレンズです。
35mm(換算53mm)という焦点距離もこういった街の景色やスナップ写真を撮るのにすごくちょうど良いなと感じます。
このレンズを一言でまとめると、コンパクトさと描写力が最高のバランスで噛み合ったレンズだなと思います。
結局、神レンズと呼ばれる理由はその描写力だけじゃなくて、その使いやすさ、取り回し易さも相まってのことなんじゃないかなと感じました。
XF35mmF1.4のデメリットは1つ
デメリットは防塵防滴じゃない、この一点につきます。
雨の日にも外に出て写真を撮りたいって人には防塵防滴仕様のXF35mmF2や、新型のXF33mmF1.4が用途としてはオススメです。
逆に雨の日には写真撮らないよっていう人にはXF35mmF1.4が間違いなく一番オススメできます。
旅行用にも家族の記録にも、富士純正レンズの中でも唯一無二の表現をするレンズなので、思い出の時間やその場の空気感を素敵に切り取ってくれることは間違いないです。
癖のある描写も全てまとめて味となる不思議なレンズなんです。
まとめ
富士ユーザーを虜にしてきたXF35mmF1.4。
どのレンズを買おうか悩んでいる方の助けになれば嬉しいです。
他に富士フイルムで撮った写真が見たい方はこちらから是非読んでみてください。